IPC第8版発効にともなうPATOLISの対応について

IPC第8版発効にともなうPATOLISの対応について
2005/12/06

IPC第8版が2006年1月に発効されますので、PATOLISでの対応についてご案内いたします。IPC第8版は、1999年から行われてきた改訂作業を受け、以下のような特徴を有しています。

IPCリフォームの概要

  1. 分類の二分化

  2. IPC第8版はコア(基本)レベルとアドバンスト(詳細)レベルと呼ばれる2つのレベルの分類を含んでいます。
    日本の特許庁はアドバンストレベルの分類を付与します。

  3. アドバンストレベルの適宜改正

  4. アドバンストレベルの分類は三極(日本特許庁、欧州特許庁、米国特許商標庁)と国際事務局による特別小委員会の承認により、改正が適宜行われます。

  5. 最新版による再分類

  6. 分類改正時には、最新版IPCによって過去に発行した公報の再分類が行われます。(以下、「再分類データ」といいます。)

  ※IPCリフォームの詳細およびIPC第8版の内容については、
    特許庁ホームページにてご確認ください。

PATOLISの対応

  1. 7版以前と同様に検索できます

  2. 2006年1月以降に公報が発行される出願(IPC第8版が付与される出願)であっても、7版以前と同様に検索でき、表示・出力ができます。

    <<検索方法>>
    IPC検索は、版を指定した検索が可能です。IPC第8版については、公報上では西暦年月(例:2006.01)でバージョン表示がなされますが、PATOLISでは「8」で版情報を統一いたします。版の指定を省略した場合は、従来のとおりにIPC第8版を含めた全ての版を検索します。
    ただしIPC第8版には、展開記号およびファセット記号がありません。展開記号付IPCや、ファセット記号で検索を行った場合、自動的にIPC第8版は対象から外れますので、ご注意ください。  
    FIND IC=na'nn'a'nnn/'nnnnn',nnn
    ※「'」は前方一致指定可能な位置
    先頭のnは版コード、IPC第8版のみを検索する場合は頭に「8」を指定
    (nは数字、aはアルファベット)

    <<検索例>>       
    FIND IC=8A61C15/04IPC第8版のA61C15/04を検索
    FIND IC=A61C15/04全ての版を対象にA61C15/04を検索
    FIND IC=A61C15/04,501全ての版を対象にA61C15/04 501を検索
     ※IPC第8版は展開記号がないのでヒットしない
    上記の式を、IPC第8版も含めて検索する場合は、以下のようになります。
    FIND IC= (A61C15/04,501+8A61C15/04)
    (IPC第2〜7版を対象にA61C15/04 501を検索、IPC第8版を対象にA61C15/04を検索)

  3. 再分類データでの更新は行いません

  4. PATOLISにはデータ種別として、公報発行時点と最新があります。
    公報発行時点データについては、再分類データでの上書きは行わず、現状の分類を維持します。
    最新データについても、再分類データでの上書きは行いませんが、最新データは元々特許庁の付与に応じて分類が書き換わるため、2006年1月以降に登録になる出願等はIPC第8版に更新される可能性があります。
    PATOLIS-Web、PATOLIS-C/W・C/Tではデータ種別をお使いいただけます。
    PATOLIS-Lは公報発行時の分類のみでの検索になります。
    PATOLIS-Jは最新データの分類のみでの検索になります。

  5. 階層検索をします

  6. IPC第8版分類検索時も7版以前と同様に、分類表にしたがって、階層検索を行います。
    階層無視の検索をする場合は、’$’マークを末尾につけます。
      例:FIND IC=A61C15/04$

  7. 情報区分の指定ができます

  8. IPC第8版分類検索時も7版以前と同様に、発明情報、付加情報を区別した検索が可能です。
    ただしIPC第8版からインデキシングコードには、セパレータに’:’(コロン)を用いなくなります。’@I’を指定したインデキシングコードの検索も、セパレータにコロンを使った分類を対象としますので、IPC第8版には使用されないようご注意ください。

  9. SDIについて(PATOLIS-Web、PATOLIS-L)

  10. PATOLIS-Web、PATOLIS-LにてSDIをご登録のお客様で、検索式にIPCを用いている方は、検索式をご確認のうえ、必要に応じて変更をお願いいたします。検索式の変更が必要な場合は、12月発行分までの公報のSDIが終了する2006年1月6日以降に登録式の変更をお願いいたします。
    ※紙でのご登録のお客様には、12月中を目途に別途ご案内申し上げます。       
    1月6日(金)まで1月7日(土)〜次の実行日(*1)まで
    現在のご登録のままIPC第7版−IPC第8版アドバンストレベルの対照表(*2)
    にて、分類の変更があった場合は、検索式の変更登録
    をお願いいたします。
    (*1)詳しくはPATOLIS-Wフロントページ(http://www.p4.patolis.co.jp)>「最新トピックス」をご参照ください。掲載は12月を予定しております。
    (*2)特許庁ホームページにてご確認ください。

  11. パトリス社からの分類検索のご提案

  12. パトリス社としてはIPC第8版への改訂を機会に、検索用分類としてFIをご利用いただくことをお勧めいたします。FIであれば、展開記号もファセット分類記号もご利用いただけます。




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